ラップハープをチューニングする
新しく購入したばかりのラップハープはピッチが狂っています。
そうでなくても長く演奏してると、どうしてもピッチが狂ってきますし、季節の変わり目に気温や湿度が変化するとそれで狂います。
だからラップハープのチューニングはちょくちょく行います。
っても今は電子チューナがあるから誰でも簡単にできます。
チューニングハンドルを、右手側にずらっと並んでるチューニングペグに差して回すと、弦のピッチが高くなったり低くなったりします。分かりますよね。
正確にピッチを決めるために電子チューナを使います。
これは通販で売ってる2,000円くらいのクロマチック電子チューナで申し分ありません。
電子チューナの使い方は電子チューナの説明書をご覧ください。
といっても電子チューナの使い方は簡単です。どのメーカーの製品も似たり寄ったりです。
- 電子チューナの電源を入れる
- 電子チューナをラップハープの端に挟む
- 弦を弾くと電子チューナに「この音はＤ、10%高め」などと表示される
- 電子チューナの針が中央を指すように、すべての弦をチューニングする
幸運にもギターなど弦楽器を演奏する友だちがいるなら。
チューニングの仕方をレクチャーしてもらうといいです。
「またヘンな楽器を買って…」と呆れつつも喜んで教えてくれることでしょう。
どの音にチューニングするかは説明書を確認のこと
言い忘れるところでした、どの弦をどの音にチューニングするのかは、お手持ちの楽器に付いてきた説明書を確認してください。
例えば北米TKO社のラップハープの説明書によると、一番長い弦から順に、以下のようにチューニングします。
→Ｆ#,Ｇ,Ａ,Ｂ,Ｃ,Ｄ,Ｅ,Ｆ#,Ｇ,Ａ,Ｂ,Ｃ,Ｄ,Ｅ,Ｆ#,Ｇ→
これでラップハープを弾くと、以下の動画のように聞こえます。
北米TKO社のラップハープは、一番低い「ド」よりも更に低い「シ」の弦が追加されていることに注意。一番長い弦から順にはじくと「シ,ドレミファソラシド…」と聞こえます。
!!!弦を切らないように!!!
ラップハープの弦を切るのは、ほとんどがチューニング中のミスです。ラップハープの弦は、弾いてて切れるような代物ではありませんが。
例えばＤの弦をチューニングしているつもりで、チューニングハンドルをとなりのＥのチューニングペグに差して、一所懸命に回していることがあります。
回しても回してもＤの弦のピッチが変わらない…
そりゃ実際に回しているのはＥのペグですから、Ｄの弦のピッチは変わりません。（…おかしいな）とギチギチ回しているうちに、Ｅの弦が耐えきれなくなってバチンと切れます。
チューニングハンドルは、必ず正しいチューニングペグに差していることを確認してから、それから回してください。