はじめに

動画を聴いてみてどうですか?こんなにきれいな音がするんだ?
そんなにすごい演奏ではないものの、音と音が響きあうので、弾いてて気持ちいい。これはもう、よく行くカフェで仲間内のコンサートを開けるレベル!って、自画自賛。

ラップハープ、メロディーハープっていう楽器です。
欧米ではこども向けのオモチャ楽器として、誕生日やクリスマスにプレゼントするものですが。いやいや、全然こどもだましじゃないでしょう。りっぱな音ではありませんか。
日本ではむしろ、大人が購入して自分で楽しむことが多いようです。

嘘偽りなく誰でもすぐに弾ける

ラップハープはよく「世界一簡単な楽器」「誰でもすぐに弾ける楽器」って言われます。その秘密はソングカード。

動画を観ると分かるように、台形の紙を弦の下に差し込んで弾いています。紙には音符が書いてあって、音符の場所の弦を順に弾いていくと…そのままメロディーになるという。
なるほどその手があったか。

伴奏を付けて更に本格的な演奏に

ラップハープなら今すぐ弾ける。
そして伴奏を付けて弾くと、更に本格的な演奏になりますよ。

むしろ、YouTubeなどで見るラップハープの演奏動画が、
「悪いけど…やっぱり子どもっぽい」って聞こえるのは、メロディーしか弾いてないからです。メロディーだけなので、いかにも子どもががんばって弾いてるっぽく聞こえるんです。

これに簡単な伴奏…本当に簡単な伴奏を付けるだけでも、ぐっと本格的な演奏に聞こえるんですよ。
「でも私は伴奏なんて弾けないし」そうですよね…

でも方法があるんですよ。
確かにプロのハーピストみたいな伴奏なら長い練習が必要ですが。ぽつんぽつんと伴奏するだけなら、方法があるというかルールがあるというか。メロディーを弾きながら、簡単なルールに従って弦を弾くだけ★で、それっぽい伴奏になるんです。

ギターやピアノに挫折した人だって、音楽を楽しんでいいっ!

このウェブサイトではラップハープで、どんな曲でも、自分で伴奏を付けて弾く方法について説明しています。

これ以上はないって簡単なラップハープですが、
念のため、ソングカードの使い方なども一通り説明しています。
目次の最初から読んでいただけたらうれしいです。

ギターやピアノに挫折した人だって、音楽を楽しんでいいっ!

★簡単なルールに従って弾くだけ
そもそも西洋音楽のドレミファソラシドが、そのように出来てるんです。

音楽のどこが好き?というのは、国や文化によって好みがあります。
アフリカはリズムが好きだし、日本やトルコなどはこぶしをまわすのが好き。そして西洋人はハモるのが大好きだった。

だから西洋音楽のドレミファソラシドは、簡単にハモれるように出来ている。大ざっぱに言うとそんな話です。